爆笑問題の太田光(56)が日大芸術学部に裏口入学したとする週刊新潮の記事で名誉を毀損されたとして、発行元の新潮社に損害賠償などを求めた控訴審の判決公判が24日、開かれた。東京知財高裁は双方の控訴を棄却し、新潮社に440万円の支払いを命じた一審判決を支持した。
週刊新潮編集部は控訴審判決を受けてコメントを発表。「裁判所が記事の真実性、信憑(しんぴょう)性を認めなかったのは残念であり、大変遺憾に思います。判決文を精査したうえで、上告して最高裁の判断を仰ぎたいと思います」としている。
新潮によると裏口入学の根拠として、太田が高校の進路先リストで「横浜放送映画専門学院」と報告していたと指摘。太田が受験した日芸演劇学科の合格発表日は3月1日で、新潮が入手した進路先リストは同2日時点の進路先を記入させていたなどと主張している。
コメント全文は以下の通り(原文ママ)。
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残念な判決です。太田光氏を日大芸術学部演劇学科に裏口入学させたという、本件記事の情報源は、彼が高校時代、割り算ができなかったことや、その高校から過去に日大芸術学部演劇学科に合格した者が誰もいなかった点などを太田氏の父・三郎氏から聞かされていました。小誌は、メディアなどで公にされておらず、関係当事者しか知る由もないこうした話について、同級生の証言などから事実と確認し、情報源の証言能力、信頼性の高さを証明しました。
太田氏が受験した1984年(昭和59年)の日大芸術学部演劇学科の合格発表日は3月1日でした。一方、小誌が入手した高校卒業予定者の進路先リストには、この年の3月2日時点で決まっている進路先を生徒に記入させていたのです。太田氏が進路先を「横浜放送映画専門学院」と報告していたことを証拠として提出しました。
この点からも、正規では日大芸術学部演劇学科に合格していなかったことは明白です。なにより太田氏自身が地裁の法廷で「親父が裏で何をやってたのか俺も分からないので。親がもしそれをやっていたのが絶対にないとは言い切れない。それは僕はちょっと分からないです」と供述して、明らかに裏口入学を全面的に否定していた当初の姿勢よりトーンダウンしています。
それにもかかわらず、裁判所が記事の真実性、信憑性を認めなかったのは残念であり、大変遺憾に思います。判決文を精査したうえで、上告して最高裁の判断を仰ぎたいと思います。
週刊新潮編集部