完封勝利に喜びを爆発させる高橋=21日、京セラドーム大阪(撮影・今野顕)一方、レギュラーシーズン143試合で完投が3試合(小川2、石川1)しかなかったヤクルトも「八回・清水、九回・マクガフ」で固定してきた勝利の方程式を使わなかった。第1戦で清水が32球、マクガフが1死も取れずに3失点という大乱調があったにせよ、高橋の133球完封は延長十二回を想定した戦いの中での〝副産物〟といえるかもしれない。
思い起こせば、26年前の両軍の対戦も、ヤクルトの4勝1敗ながら、第2-4戦まで3試合連続の延長戦にもつれ込む熱戦だった。(編集委員)
■東山 貴実(ひがしやま・たかみ)1967(昭和42)年生まれ、54歳。京都市出身。早大卒。巨人、阪神、MLBなど野球記者歴20年以上。本紙運動部編集委員。
★シリーズ第2戦VTR ヤクルトの高橋が5安打で三塁を踏ませず投げきり、シリーズ初登板で完封勝利を挙げた。打線は八回に青木の適時打で先制し、九回に1点を加えた。オリックスは宮城が八回途中1失点と好投したが、打線が高橋の球を捉えきれなかった。