米大リーグ、レイズのエリック・ニーアンダー・ゼネラルマネジャー(GM、37)が7日(日本時間8日)、日米のメディアに対し、オンライン会見を行った。メジャー1年目を終えた筒香嘉智外野手(29)が一塁の守備に就く可能性を示唆した。
「ロスター枠を決めてからの判断になるが、違うポジションにつく機会にもつながるかもしれない。今後もオープンマインド(柔軟性ある考え方)でヨシ(筒香)にとって何がベストかを考慮していく」
今季はコロナ禍により、60試合の短縮シーズン。スタメンは左翼で16試合、三塁で14試合、DHで22試合。打率・197と苦しむも、8本塁打、24打点はいずれもチーム2位の成績を残した。
春季キャンプでは一塁の守備に備え、ファーストミットも用意した。しかし、守備練習、オープン戦を含めて一塁を守る機会はなかった。一方で一塁のレギュラーで左打者の崔志万(チェ・ジマン)は、左腕が苦手。今季の左腕との対戦打率・118(17打数2安打)とウイークポイントでもある。
右打者のディアスも一塁を守ることも可能だが、故障が多く健康面で不安がある。そこでDeNA時代から左腕を苦にしない筒香の一塁起用にメドが立てば、チームの弱点を埋めるとともに、筒香自身の出場機会増にもつながる。2年契約の2年目に臨み、その後もレイズを含むメジャー球団との契約獲得にむけて、アピールにもなる。今季は右腕との対戦打率・183に対して、同左腕は・243だった。
ニーアンダーGMは「(筒香は)今年の経験も踏まえているから、どのポジション、あるはチームが必要とするポジションでチームを喜んで助けてくれるだろう」と新たな貢献に期待した。