ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡高=が27日、ZOZOマリンスタジアムで行われた練習で2度目の打撃投手を務め、初めて変化球を交えて40球を投じた。最速は156キロを計測し、安打性の当たりは2本にとどめた。最速163キロ右腕の調整は順調だが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、チームは28日から3日間の練習休止を決めた。
佐々木が2度目のフリー打撃登板で、変化球を解禁した。スライダーとフォークボールを交えて40球。高卒3年目の左打者・安田(履正社高出)と同2年目の右打者・山口(秋田・明桜高出)に対し、安打性の当たりは2本だった。
「前(24日)よりは、落ち着いて投げることができた。(変化球は)もっといいボールが投げられると思うのでどんどん経験を積んでレベルアップしていきたい」
最後の球で最速156キロを計測した。変化球は14球で、フォークが抜けるなどボール球が目立った。それでも、見守った井口監督は「しっかりと投げている。スライダーもいいところにいっていた。次回、いい投球に期待したい」と語った。
4月3日はシート打撃に初めて登板する。黄金ルーキーは一つずつ階段を上がっているが、チームにコロナ余波が押し寄せた。首都圏で外出自粛要請が出され、阪神では藤浪らが新型コロナウイルスに感染。ロッテは感染拡大の予防策として、28日から3日間、行う予定だった練習を取りやめた。
1年目から思わぬ事態に直面した最速163キロ右腕。週末は「寮で、できることをやる」とし「これ以上、感染が拡大しないように自分も気を付けていきたい」と表情を引き締めた。 (石井孝尚)
◆佐々木と対戦した19歳のロッテ・山口 「マジで見たことのない速さ。怖さを感じた」
◆佐々木から安打性の当たりを2本放った20歳のロッテ・安田 「直球の強さを感じた。内角寄りのスライダーもスピードがあった」