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ロッテ・鳥谷、17日G戦デビューも!ファーストミットも発注「僕はどこでも守る」

ロッテのユニホームを着用しながら、練習に励む鳥谷。よく似合っている(撮影・松永渉平)

 ロッテに新加入した前阪神の鳥谷敬内野手(38)が12日、ロッテ浦和での2軍の全体練習に合流。二塁、遊撃の守備練習では軽快な動きを披露すると「僕はどこでも守る」と、ファーストミットを発注したことを明かした。視察した井口資仁監督(45)は17日の練習試合・巨人戦(ロッテ浦和)での実戦デビューを示唆した。

 虎でのクールな男のイメージから一転、鳥谷が無邪気な笑顔をみせた。今年も、また野球ができるという喜びをかみしめているかのようだった。

 「みんなで練習をすることが(昨秋から)遠ざかっていたし、グラウンドでやるのも久しぶりだったので…。それにベンチに入って、試合の雰囲気もベンチに入って感じられてよかった」

 入団会見から一夜明けた午前9時、2軍ナインにあいさつ。若手選手に話しかけた。二塁&遊撃のポジションでノックを受け、午後からは教育リーグ・楽天戦をベンチ入りして観戦した。8-7で勝利する瞬間まで見届けると、38歳から思わぬ発言が飛び出した。

 「まだ、手元には届いていないんですが、(業者に頼んで)ファーストミットを作ってもらっているのはあります」


 マル秘エピソードを明かすと「(今年の)僕は内野の全ポジションを守れるように、準備はするつもりでいますから」と意気込んだ。ゴールデングラブ賞を4度受賞した遊撃に固執するつもりはない。「試合に出られるのならどこでも」。昨季は自己ワーストの74試合出場で、打率・207、0本塁打、4打点。プライドをかなぐり捨ててロッテに入団した証しだ。

 この日、ロッテでのデビュー戦が17日の巨人戦になる可能性が出てきた。視察した井口監督が「きょうの動きはよかった。来週初めの実戦から少しずつ出ていくことになる」と明かした。1軍昇格について、指揮官は「実戦から離れているし、まだ(1軍をいう)そこまでの段階ではない」と話したが、昨年10月13日のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ巨人戦(東京ドーム)以来の打席で、またG倒を目指す。

 もちろん、鳥谷も特別扱いされることは望んでいない。イチでもゼロでもない。背番号と同じ「00」からのスタート。若手ナインとの競争に勝って、1軍に昇格する。


 「しばらく実戦をやっていないので、いろいろと(課題を)感じるかもしれない。まずは自分の感覚を取り戻す作業をしていきたい」

 「3・17」まで、あと4日。浦和で刃を研ぐ。 (三木建次)

★「00」披露せず

 鳥谷は入団会見をした前日11日に続き、またしても新背番号「00」を披露しなかった。球場には約40人の報道陣が詰めかけたが、ジャンパーを脱がず…。「ユニホームは?」という質問にも、裾をめくって「着てますよ。試合でベンチ入りしたんだから」と笑った。じらし作戦は、いつまで続く!?

★鳥谷の阪神退団経緯

 2018年から北條ら若手の台頭で出場機会が減少。5年契約最終年の19年は主に代打での出場となったが、打撃不振で代打でも活躍できず。昨年8月29日に揚塩球団社長から「ユニホームを脱いでください」と引退勧告を受けた。しかし、現役続行を希望して「他球団に行きます」と即答。最終的に74試合で打率・207、0本塁打、4打点とプロ入り後最低の成績に終わり、退団した。シーズン終了後は代理人を立て、出場機会の確保などを条件に複数球団と交渉していた。

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