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【記者の目】動き早いFA市場、日本選手にもプラスに

 フリーエージェント(FA)市場が活発化する気配で、サンケイスポーツの大リーグ担当・山田結軌記者(36)はメジャー入りを目指す日本選手には追い風だと指摘した。

 ここ数年のFA市場は、予算を抑えたい球団と大型契約を結びたい選手(代理人)がお互いに譲らず、せめぎ合う。契約がまとまるまでに時間を要し、春季キャンプやシーズンが始まるまで合意しない選手もいた。

 しかし、今オフは意外と動きが早い。この日はワールドシリーズ制覇に貢献したストラスバーグがナショナルズと再契約。これまでにも、今季11勝のウィーラーがフィリーズ、35本塁打の内野手ムスタカスがレッズと有力選手が次々と所属先を決めた。

 今季20勝のゲリット・コール投手(29)=アストロズからFA、同34本塁打のアンソニー・レンドン内野手(29)=ナ軍からFA=といったストラスバーグに並ぶ目玉選手は残るものの、動きが素早い傾向があり、メジャー移籍を目指す日本の4選手にもプラスに働くだろう。

 各球団で予算や補強ポイントは違う。ただ大物選手の移籍先が決まることで、各球団は大物に続く選手をターゲットにし、来季に向けた編成が早く動き出すからだ。

 ポスティングシステムを利用する筒香(DeNA)、山口(巨人)、菊池涼(広島)の交渉期間は30日間。海外FA権を行使した秋山(西武)に期限はないが、自身の中でデッドラインを定めているだろう。限られた時間での新天地探し。大物選手の契約が決まったWMは、日本選手には朗報となったはずだ。 (大リーグ担当・山田結軌)

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