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矢吹&五味、東洋大から4年後プロに!2人そろって必ず行く/東北スポーツ

東洋大に進学する矢吹(左)と五味。4年後、2人そろってのプロ入りを目指す (聖光学院高提供)

 聖光学院(福島)の矢吹栄希内野手(18)と五味卓馬外野手(18)は、今春から東都大学野球リーグの名門・東洋大へ進学する。矢吹は主将、五味は主軸打者として、夏の甲子園12年連続出場中の福島最強軍団を支えた。東都1部優勝19度を誇る大学屈指の強豪で切磋琢磨(せっさたくま)し、4年後に2人そろってのプロ入りを目指す。

 常勝チームを支えた2選手が、4月から戦国東都の強豪、東洋大野球部の門をたたく。

 主将、二塁手としてチームを引っ張った矢吹は「人として成長させてもらった」と充実の3年間を述懐。昨春センバツで4番を務めた五味も「聖光学院に来て、本当に良かった」とうなずいた。

 2人が主力だった前チームは最強世代と呼ばれた。2017年の秋季大会で東北大会を初めて制覇。明治神宮大会初出場を果たした。昨夏の福島大会では、戦後最長となる12連覇を達成。甲子園では初戦の2回戦で、小園(広島D1位)を擁する報徳学園(東兵庫)と対戦。優勝候補を相手に死闘を演じたが、2-3で敗れた。

 目標の日本一は果たせなかった。矢吹は「3番・二塁」で出場。九回1死一塁で投手併殺に倒れた。ノーヒットに終わったが「自分の成績より、チームが勝てなかったことが一番の心残り」と唇をかんだ。「5番・右翼」で出場した五味は4打数1安打。「日本一になれなかったのは本当に悔しかったが、しっかりやり切れた」。悔しさは大学の舞台で晴らす。

 東洋大では、大学日本代表の佐藤都志也捕手(3年)ら、聖光学院の先輩が2人を待つ。佐藤は今秋ドラフトの上位指名候補で、今季はチームの主将を務める。「都志也さんのような選手になりたい」と矢吹。五味も「憧れです」と熱視線を送る。


 4年後の目標は、2人そろってのプロ入りだ。矢吹は「目標がぶれたことは、今までに一度もない。東洋大は東都リーグの中でもトップクラス。自分を試してみたい」。五味も「厳しい環境だというのは分かっている。その中で、自らを磨き上げて4年間やっていきたい」。互いに切磋琢磨し、幼いころからの夢をかなえる。(葉山理)

★次のステージ向け…木製バットで練習

 2人は既に、新たなステージへ向けて準備を進めている。特に力を入れているのが、木製バットへの適応だ。夏の甲子園が終わってからは、慣れ親しんだ金属バットから切り替えて練習。矢吹は「なかなか飛ばないが、芯に当たれば金属と同じくらい飛距離が出る。スキルを身に付けるのが大事」。五味も「全てにおいて、もっとレベルを上げないと大学では通用しない」とトレーニングに熱を入れた。

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