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丸、残りの野球人生丸々巨人に捧げる!「10年以上プレーできれば最高」

背番号8のユニホームを手にする丸。高田繁、原辰徳らがつけた栄光の番号を受け継ぐ(撮影・大橋純人)
色紙に記したのは「日本一!!」。移籍後初のサインとあって「読売巨人軍」「8」と書く際はやや慣れない手付きだった
巨人・丸佳浩が「日本一」と目標を書き込んだ色紙
丸(右)は11日の入団記者会見で原監督とグータッチを披露した
巨人・阿部
丸佳浩の年度別打撃成績

 広島からフリーエージェント権(FA)を行使して巨人に移籍した丸佳浩外野手(29)が29日、サンケイスポーツのインタビューに応じ、来季の143試合フル出場を目標に掲げた。広島でセ・リーグ3連覇に貢献し、2年連続のリーグ最優秀選手(MVP)にも輝いた千葉県出身のバットマンは、G党だった幼少期の思い出を告白。優勝請負人として、色紙に力強く『日本一!!』としたためた。 (取材構成・吉村大佑)

 --巨人に入団して1年目となる来季の目標は

 「僕は、カープにいたときから数字に関してはこだわりがないといったらおかしいですけど、レギュラーで出続ける、(2014-17年に4年連続で達成した)全143試合に出るということを数少ないこだわりとしていました。今季途中に1カ月、けがで離脱(4月に右太ももを痛めて連続試合出場が700でストップ)してしまったことは、すごく悔しいところでした。ジャイアンツの1年目から全試合に出られるようにしていきたい。全部出ることができれば、それなりに(数字は)ついてきてくれるのかなと自分の中では思っています」

 --体のケアは

 「普段からトレーニング、治療はやっていたんですけど、より自分の体に合ったトレーニングをしていきたいと思います」

 --幼少期はG党と聞いたが当時の憧れの選手は

 「松井秀喜さん。あと僕が小学校6年生の時かな。阿部慎之助さんが巨人に入団されました。僕はソフトボールをやっていたんですけど、キャプテンで背番号が10、右投げ左打ちで捕手だったのでピッタリで。東京ドームで阿部さんのリストバンドをつけて応援していました」


 --球場での観戦の頻度は

 「(実家が)千葉の勝浦というところで遠かったので、なかなか行けなかったんですけど、年に2、3試合は見にいっていました」

 --憧れの巨人に入団したことになる

 「子供の頃は憧れていましたし、漠然とした夢の中で(巨人でプレーしたい思いは)ありましたけど、高校、プロに入ると、そんな余裕はなかったですね。今回、ジャイアンツに移籍する機会に、いろいろと悩むところはありました」

 --特に悩んだのは

 「やっぱり、カープを離れることでした。高校を卒業してから広島で11年間暮らしてきた。第2の故郷というか、あれだけ地域密着の球団もなかなかないですからね。そういったチーム、ファンの皆さんからお別れするのは、すごく悩んだところの一つです」

 --現在の心境は

 「ドキドキというよりは、やってやるぞというか、奮い立つ気持ちの方が強いですかね」

 --広島の選手の反応は

 「主な選手には(自分から)伝えました。キク(菊池涼)は『そうかあ。お互い頑張ろうや』と」


 --巨人の選手には

 「菅野は連絡を取りましたし、(小林)誠司とも連絡を取りました。『これからよろしくなー』って。2人とも温かく迎え入れてくれましたし『分からないことがあったら、どんどん聞いてくれれば』と言ってくれた」

 --巨人に骨を埋める覚悟

 「当然、1年でも長く現役でやりたいと思っています。何が起こるか分からないので、後悔しないように一日一日やっていけたらと思います。結果的に10年以上、巨人でプレーできれば本当に最高だと思いますし」

 --家族の後押しも

 「今回は最初から、僕の判断についていくという言葉をもらっていました。本当に感謝しています」

★坂本と「引っ張る」

 主将の坂本勇人内野手(30)は、丸の巨人入りを「刺激を受ける数少ない年下の選手。2人で野手を引っ張っていけるように」と歓迎。丸は「言葉とかで引っ張るのは難しいと思いますけど、取り組んでいく姿勢やプレーで引っ張っていければ」と意欲十分に応じた。5年総額25億5000万円で来季年俸4億5000万円の丸と、来季年俸5億円の坂本勇。来季は2人で上位打線を担う可能性が高く、球界を代表するスターの共演に期待が高まる。

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