プロ野球草創期に活躍した巨人の大投手、沢村栄治をたたえて先発、完投型の本格派投手を表彰する沢村賞の選考委員会(堀内恒夫委員長=元巨人)が29日、東京・港区のグランドプリンスホテル高輪で開かれ、巨人・菅野智之投手(29)を選んだ。金杯と副賞300万円が贈られる。菅野の受賞は2年連続で、2年連続受賞は1995、96年の巨人・斎藤雅樹以来5人目(最多は56-58年の国鉄・金田正一の3年連続)。
菅野は選考基準の7項目-(1)勝利数(15勝以上)=15(2)奪三振数(150以上)=200(3)完投試合数(10試合以上)=10(4)防御率(2・50以下)=2・14(5)投球回数(200以上)=202(6)登板数(25以上)=28(7)勝率(6割以上)=・652-を全てクリアし、5人の選考委員に全会一致で選ばれた。全項目の基準を満たして受賞したのは、2011年の田中将大(楽天)以来。
堀内委員長は「今年は(選考が)スムーズに進行した。(選考基準を)全部クリアしてもらったので楽に選考できた。日本の野球も分業制になったが、他の投手にも頑張ってクリアしてほしい」と語った。