先日、舞台「Sa Ga THE STAGE~七英雄の帰還~」(21日、埼玉・戸田市文化会館)で主演と演出を務める元光GENJIの佐藤アツヒロ(45)を取材した。
インタビューするからには、やはり1987年からの8年間、元光GENJI時代の話を聞いてみたい。そう思い、いろいろ質問をしてみたが、8年間のアイドル時代には、さまざまな葛藤があったという。
「あのころは、アイドルというのがチャラいと思われて、ばかにされる空気もなくはなかった。自分が光GENJIだと思ってなかった」と佐藤。ジャニーズ事務所に入ってわずか1年、中学2年でデビューが決定。スターダムを駆け上がる一方、思春期の青年はきっと、周りの友達と感覚がずれてしまうのを必死で抑えていたのだろう。ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(86)から「『意識なさすぎる』と怒られた」とも振り返った。
アイドルとは、と考える中、「『アイドル』を辞書で調べたことがあった。『最も愛される人』って書いてあった。自分でいうことじゃない、『かっこいいね』と言ってくれる人がたくさんいて、自然とアイドルになるんだと。それが分かった時点で、俺は俺でいいや」とありのままの自分でいるようになったという。
普通でいようとした佐藤。きっと、常人では理解できない苦悩があったんだろうと思ったインタビューだった。(GJ)