「時をかける少女」「バケモノの子」などのアニメ映画で知られる細田守監督(50)が16日、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」(月~木曜前8・30)に生出演。同い年というパーソナリティーのタレント、伊集院光(50)と思い出のアニメについて語った。
学生時代から伊集院のラジオを聴いていたという細田監督は、伊集院を「年上だと思っていた」と言いつつ、和やかに会話を繰り広げた。伊集院が「同い年だと、たぶん影響を受けたり見てきたアニメとかも似てますよね」と話を振ると、「同じですよねきっと」と同意した。
「アニメの世界だと1979年っていうすごく革命的な年があって」と切り出し、4月にテレビアニメ「機動戦士ガンダム」が始まって、夏に劇場アニメ「銀河鉄道999」、秋に劇場アニメ「エースをねらえ!」、冬に劇場アニメ「ルパン三世 カリオストロの城」があったと作品を列挙。その1年にアニメ史に残るような作品が集中していることを「グランドクロス(太陽系の惑星が黄道上で十字に並ぶ)みたいな」と表現し、小学6年のときに「同じものを同じ年で見ていた」と伊集院への親近感を明かした。
伊集院から、具体的に影響された作品を聞かれた細田監督は、同年4月に放送が始まった「赤毛のアン」という故・高畑勲監督の作品をあげた。「歴史上の全テレビアニメのなかでいちばん好き」と語り、放送当時から今に至るまで、見なおす度に「受ける印象がぜんぜん違う」と説明した。「昔は分からなかったことが今は分かるようになった自分にも誇らしくなるというのかな。この内容が分かるくらい大人になった、映画を鑑賞する力がついた、そういうふうにして作品とともに一生楽しめる。そういう作品があるってすごく幸せだと思う」と語った。