バッタも発生し、それを狙う小鳥も飛び交う状況。運営側は大会前にヘリコプターで殺虫剤を散布したが、大きな効果は出ていない。広報担当は「やることはやっている」とため息をつく。
会場周辺では防虫に効くというバニラの濃縮液を薄めて散布。試合を翌日に控えたこの日は、専用車が殺虫作用のある洗浄剤を放水しながらスタジアムを周回した。
日本代表は虫除けスプレーを常備しているが…。思わぬ難敵に悩まされそうだ。 (一色伸裕)
日本がポーランドと対戦するボルゴグラードは、ロシア西部を南北に流れるボルガ川沿いの都市で人口約102万人。
第2次大戦中にはナチス・ドイツ軍とソ連軍による攻防戦があった。かつては「スターリングラード」と呼ばれ、フルシチョフ政権下の1961年、「ボルガ川の都」を意味する現在の名称に改められた。
試合が行われる「ボルゴグラード・アリーナ」は約300億円をかけて建設され、今年4月に開場。大会後は「FCロートル」の本拠地となる予定だ。約4万5000人収容。
同競技場では18日にG組のイングランドが初戦で、チュニジアに2-1で勝利。22日にD組のナイジェリアがアイスランドを2-0で下して初勝利を挙げた。25日にはともに2連敗で1次リーグ敗退が決まっているサウジアラビアとエジプトが対戦し、サウジアラビアが2-1で24年ぶりの勝利を挙げた。