日米の第一線で活躍し続けてきたからこそ、納得のできる引き際を考えている。上原が、現在の思いを打ち明けた。
「今年もう1年(現役で)やりたい。(メジャー)契約があれば、90%以上の確率で(今季限りで)辞めるつもり。去年からそういう思いはあった。(日本で)10年、(米国で)10年の節目で終わるのが一番きれい」
4月3日で43歳を迎えるベテラン右腕。昨季は首の張りや、背中痛などに悩まされながらも49試合に登板。3勝4敗、2セーブ、14ホールドの成績を残した。しかし、ポストシーズンではロースター(登録メンバー25人)から外れた。
あくまで今季もメジャー契約を目指す構えだ。「マイナー(契約)だったらもう辞めます」と現役引退も明言。日本復帰の可能性については「今のところは考えていない。お誘いもないので」と続けた。
このオフ、メジャーでは投手、野手ともにFA選手の移籍先決定の動きが鈍い。上原も決して、焦る時期ではない。メジャーで9年の実績があり、2013年にはレッドソックスの守護神としてワールドシリーズ制覇に貢献した右腕の評価は決して低くはない。
上原は「(オファーは)何個かあるが、契約には至っていない。見えてきそうでまだ見えない。『契約しました』のハンコを押さないことには言葉だけでは信用できない。もうちょっとの辛抱かな」と話した。移籍先と契約条件の選定を進めているもようだ。