新守護神の誕生だ。増井のオリックス入団が決定。長村球団本部長は福良監督に代わって早速、起用方針を明言した。
「平野選手がどうなるかわからないけど、日本で実績のある、重要な一角をまかなえる投手が来てくれたのは大きい。来年は抑えで頑張ってもらいたい」
最大の懸案事項を解決した。今オフ、クローザーを務めていた平野が海外FA権を行使して、メジャー挑戦を表明。穴を埋める補強は不可欠だった。その点、増井はプロ8年間で通算110セーブ、129ホールドをマークし、実績十分。待望のピースが加わり、平野の残留の可能性が0%ではない状況でも、フライング発表した。
長期契約を望んだ右腕の要望に応え、当初の条件から上乗せした4年総額12億円(4年目は変動制)でハートを射貫いた。入団交渉に福良監督も同席するなど、熱意も届き、宣言残留を容認していた日本ハム、本格調査をしていた巨人との獲得競争に競り勝った。