ブリヂストン招待最終日(6日、米オハイオ州アクロン、ファイアストーンGC=7400ヤード、パー70)今季3勝目を挙げた松山英樹(25)=LEXUS。今大会の優勝で1億8260万円を獲得し、今季獲得賞金は8億円を突破した。賞金ランキングは3位から1位に浮上し、フェデックスカップポイントも1位に返り咲いた。松山は10日開幕の「全米プロ」でのメジャー初制覇への期待に、「いいショットは増えている」と自信を深めていた。
松山は、本気で狙いにいっている。それが今季獲得賞金の20億円だ。
メジャーにも匹敵する世界選手権シリーズの大会を制し、賞金166万ドル(約1億8260万円)を加算。今季獲得賞金は773万4907ドル(約8億5084万円)となった。10日開幕のメジャー今季最終戦「全米プロ」に勝って優勝賞金180万ドル(約1億9800万円)を手にすれば、10億円突破を果たすことになる。
6月の「全米オープン」後に松山が一時帰国した際、東北福祉大の恩師、阿部靖彦監督が「20億円を狙ってみろ」と水を向けた。松山は「そうですね、それもいいですね」と応じ、挑戦意欲をかき立てられていた様子だったという。
「20億円」とは、賞金総額10億円にボーナス約11億円を足した数字。米ツアーでは試合によって賞金額が異なるため、2007年から賞金ランキングではなくポイント制で争われる「フェデックスカップ」で年間王者を決定している。
レギュラーシーズンの上位125人が進出するプレーオフ4試合のポイントも加算される。年間王者になれば、ボーナスとして1000万ドル(約11億円)が入ることになっている。
「全米プロ」を優勝し、さらに年間王者となれば約21億4884万円と20億円を超える。また、仮にプレーオフで4戦全勝した場合は6億7320万円が加わり、今季獲得賞金は28億2204万円となる可能性も-。夢の数字だが、今の松山の勢いなら不可能ではない。
★世界ランキングとフェデックスカップポイント
世界ランキングは世界6大ツアー(米国、欧州、日本、アジア、豪州、南ア)や下部、各国ツアーが対象。過去2年間にトーナメントで獲得したポイントを40試合以上、56試合未満で割って平均ポイントを算出する。
フェデックスカップは米ツアーのみが対象。試合ごとの順位でポイントが付与され、合算したポイントで争われる。プレーオフ4試合はポイントが約4倍となり、逆転劇が起こりやすい仕組みになっている。