六回までは上々の投球だった。五回に今季初被弾となるT-岡田に14号ソロを浴びたが、スライダーを軸に7三振を奪い、通算奪三振数も「1324」と、1試合19奪三振の日本記録を持つ歴代76位の野田浩司氏(元オリックス)まであと「1」と迫る好投を見せていた。だが、能見はスライダーを投げる際、左親指で左指を痛めることが過去にもあり、香田コーチは「自分の親指で切った。(次回登板への影響は)問題ないでしょう」と説明した。
「4点も取ってもらって、あとはなんとか抑えていかないといけないところだった」
5回0/3を6安打4失点とチームを勝利に導けず、左腕は渋い表情。自身の通算300登板を白星で飾れなかった。この悔しさを、次戦のマウンドにぶつける。 (西垣戸理大)
「(六回は)バッティングカウントにしてしまったのがよくなかった。(守備位置の関係で内野を抜かれるなど)完璧に打たれたのは少なかったのでもったいなかったです」