「悔しい!自分が悪い…」と試合後、快記録は残ったもののノーコメントを通した。しかし、これもキッカケになってオリックスは仰木マジックが冴えにさえ涙の『頑張ろう神戸』は実を結んだのである。
だが…メッセの誤算は序盤に野田のようなタテの変化があまりにも決まらなかったことだ。唐川は逆にタテのスローカーブを楽しそうに投げ、それに阪神打線はクルクルと空振りを繰り返して…金本阪神自慢の糸井、福留コンビはまんまと術中にはまった。メッセンジャーは7回135球で力尽きた。
「そやから言うたやろ。この天空の記者席では心までベトベトになるんやって…ま、こんなこともある。まだ貯金は9もあるんやデ」と上田は言う。このところダイエットのために菜食主義でがんばる西垣戸理大は宿舎の深夜食堂で必死に悪魔の誘惑と戦い続けているが終盤もダーダーになってしまった試合に電話口でこうつぶやいてきた。
「今夜は悪魔の誘惑に負けますョ! 僕は」