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秋季キャンプで成長した巨人・桜井、背番号変更から巻き返す

巨人・桜井

 18日に打ち上げられた巨人の宮崎秋季キャンプ。1年目の桜井俊貴投手(23)が来季の先発ローテーション入りへ向け、猛アピールした。17日、韓国ハンファとの練習試合。3回、40球を投げ、完全投球。5三振を奪う快投を披露した。今季は1軍登板わずか1試合に終わったドラ1右腕が、巻き返しを誓った。

 「しんどかったです。追い込みました」

 今キャンプは早朝から練習が始まり、日が沈むまで続いた。まさに地獄のキャンプ。投手陣も連日の投げ込みなどで、技術向上に励んだ。

 苦しい一年だった。開幕1軍の座をつかむも、3月30日のDeNA戦(横浜)で右肘痛を発症。その後は2軍で必死に走り、ウエートトレーニングをし、肉体強化に励んだ。その後はフォームのバランスを意識しながら、キャッチボールやシャドーピッチングを繰り返した。

 今キャンプを見守った高橋監督は「春先より、体が一回りも二回りも大きくなった」と、桜井の体作りの成果を評価。練習試合の登板後は「全体的によかった。変化球が低めに集まっていたのがよかったね。ローテーション? そうですね。入ってほしいというか、それぐらい投げてほしい」と期待を寄せた。

 尾花投手コーチも、「コントロールがよかったし、変化球で簡単にカウントがとれた。ストライク先行できて、カウントを有利にしたから、三振がとれた。こういうピッチングをしてくれれば、期待はね」と高評価した。


 キャンプ中は直球の質、変化球の精度などを意識しながら、ブルペン投球を行った桜井。チェンジアップやカーブなどにもさらなる改良を加えようと試行錯誤を繰り返した。グラブも赤から紺に変更。日本ハムからトレードで加入した吉川光に背番号「21」を譲り、背番号「36」になったが、新しいグラブにはまだ「21」が残る。

 「収穫は投げ込みができたこと。この期間でしかできないので。投げる体力はついたかな、と思います。オフはトレーニングをしながら、さらに体を強くして体の安定感、バランスを強化したい。それはフォームにもつながると思うので。体作りです」

 今後は重信らと台湾のウインターリーグに参加する。1軍登板、1試合の悔しさ…。背番号変更の屈辱…。すべてを受け止め、ドラ1右腕は進化を続ける。

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