16日に打ち上げる秋季キャンプ。最後の実戦舞台で、原口が魅せた。来季、捕手としてグラウンドに立つために-。首脳陣に、課題の肩で猛アピールだ。
「2つ(盗塁を)刺せたので、(来季に)つながると思います。いい形で、いい球を投げられた。継続しながら、さらにレベルアップできるよう頑張ります」
紅組の先発マスクをかぶると、二回だ。一死一塁で一走・中谷がスタートを切る。青柳が投じたのはチェンジアップだったが、素早く二塁へ送球しタッチアウト。三回にも二死一塁から再び中谷の二盗を阻止した。
スローイングは大きな課題だ。今季の盗塁阻止率は・233。古傷の右肩の状態もあり、一塁を守ることもあった。シーズン後も、まずは右肩のリハビリ、強化を優先。強肩の来季2年目・坂本や、梅野に捕手としては遅れをとってきたが、徐々に成果が出てきた。前日14日のスチール練習では8企画で6度を阻止。そして最後の実戦で成功率10割。矢野作戦兼バッテリーコーチも「(送球が)安定してる。肩の状態も上がってきた。想定していたよりも、いい状態」と高く評価した。