「(この後のリレーで)ワイワイするのもいいけど、このチームで笑っていられるのは、福留くらい」
中村外野守備走塁コーチはゲキを飛ばすと「普段から意識してやってくれ!」と注文。久慈内野守備走塁コーチも「荒木に(併殺狙いの守備隊形の)意図を聞いたら『1点やってOKだと』いうから『それはないよ』と。あの1点でゲームセットになる可能性がある」とダメ出しした。
今季はリーグワーストの97失策。バッテリーを含めた守備力向上は秋の重要テーマだった。キャンプで計4度行った紅白戦は、いずれも点差や走者状況を設定し、サインもすべて選手に任せた。いかに1点を奪い、守るか。個人個人で考えさせることが目的だったが…。「頭にきたりとか、そんなんじゃない」と怒りは抑えた指揮官だが、改善は簡単ではないことが、最後の試合でもはっきりと露呈した。(高瀬悟嗣)