ずいぶん前だけど、海外旅行にいっている掛布雅之選手(現阪神2軍監督)に国際電話をかけようとした。今なら携帯で簡単につながるが、当時はいちいち掛布さんの宿泊しているホテルの交換手にルームナンバーを伝えてからになる。
こっちは掛布さんの迷惑も考えて、トラ番の代表としてコツコツとかけた。外出していてなかなかつながらない。背後で各社のトラ番がすがるような目で俺をみている。ところがホテルの交換手もあきれ果てて「カケフ、カケフ、カケフ…△★×■ッ」という反応。それ以来、いまだに交換手のソノ口調が頭にこびりついて離れない。断っておくが掛布さんは少しも悪くない。
それと同じ現象にいま、阿部祐亮は襲われているのか? というのも、ここんとこFA宣言したオリックスの糸井嘉男外野手をサンスポは連日、報道している。
となると我がトラ番たちは「イトイ…イトイ…」となりまして、安芸キャンプの視察に阪神坂井信也オーナーがこられたが、その車の番号が191なのに1101に見えて「あッイトウイだ!」。そして紅白戦が始まるとその紅組の紅の字が「糸(イト)と英語のIに見えて『イト(糸)イ(I)だ』とドキッとしました」だと。おい、誰か一刻も早く阿部を病院に連れてけ! それともお願いだから糸井さん、早く来てくれ。
それにしても阪神の安芸キャンプが「なかなかしたたかな内容」なのはこの日も続いた。長友孝輔は「僕は4年ぶりの安芸なんですよ。まず選手がバットをよく振るのでほとんどテーピングが分厚い傾向にある。それだけでも変革です。それにいろんな状況を想定しての動きで高山選手が一塁に走るのをうっかり? してたら中村豊コーチがカミナリ…みんなギンギンです」という。
臨時コーチとして元陸上選手の秋本真吾氏が登場して、この方が理路整然と「軸の必要性」を説き、それをコーチ陣も選手と一緒になってフムフムと耳を傾けていて、その光景をフムフムと真剣に聞いていた我がピヨピヨ記者臼井杏奈は「誰に聞いても『少し速くなった気がする…』と言ってましたし、私が見てもそう思いました」だと。おいおいそんなにすぐそうなるハズはねぇだろ…といったらピヨピヨはムキになって「だって私も大学時代は陸上の長距離ランナーでしたから、わかるんです!」ときた。ハイハイ…。
ま、先日にカブスが「ヤギの呪い」を108年ぶりに解いてワールドシリーズを制したのはGMエプスタイン氏の「セイバーメトリクス(統計学的に野球を分析する)」が効いたといわれる。レッドソックスがベーブルースを1919年にヤンキースに放出してからは「バンビーノ(ルース)の呪い」としてワールドシリーズに勝てなかったが、2004年に86年ぶりに勝った。この時のレッドソックスのGMも彼だった。
ゆえに統計学的でも糸井学的?でも、とにかくなんでもいいから金本監督はドンドン取り込んで大胆にやってもらいたいんです。