鬼は鬼でも、半速球の鬼は要らん! 金本監督が若虎に警告した。秋晴れの甲子園で打撃スタイルの「超変革」を求めた。
「陽川、江越、中谷、全員、半速球の鬼やで。真っすぐにどれだけ遅れるんか、というぐらい遅れる。ちょっと不思議やぞ。(阪神に)そういう印象ない? 他のチームの若い選手は『真っすぐだけ』という感じやん」
全体練習後、中谷の特打をみながら、思わず首をかしげた。シーズン中も各球団の速球派投手にことごとくやられた。
「投手の球の速さとスイングスピードの速さが合ってないもん、ベンチからみとって。連続ティーをやればいいんだよ」
課題を克服するための秋季練習であり、秋季キャンプ。安芸での新たな指定強化選手も決まった。2年目を迎える板山だ。宮崎フェニックス・リーグの全7試合で打率・423(26打数11安打)、5打点、1本塁打。8日の西武戦(南郷)から3試合連続3安打とマークした。
「キャンプにいって、『あ、コイツ』と思うものをみせてくれたら土俵に上がってくると思う。板山とかは、その候補」
早速指定強化選手第1号に指名した。速球の鬼を作る。スイングで相手をおじけさせる集団にする。 (阿部祐亮)