(パ・リーグ、日本ハム2-4楽天、23回戦、日本ハム15勝8敗、23日、札幌D)意気揚々と戻ってきたはずが…。敵地・福岡でソフトバンクとの頂上決戦2連戦に連勝した日本ハムが、本拠地・札幌で痛い黒星。連勝は5でストップし、前日22日に初点灯した優勝へのマジックナンバーは「6」のまま。2位・ソフトバンクとのゲーム差は1に縮まった。
「まあ、見ての通り。残り試合に負けると苦しい。しっかりやります」
先発のメンドーサが6回4失点(自責点2)と崩れ、打線も6安打2得点。栗山監督は努めて冷静に敗戦を受け止めた。
チームはこの日午前、福岡空港発の航空機で札幌に移動。午後3時すぎに札幌ドームに入った。過密日程による疲労を考慮し、練習を30分ほどで終えた。
21日に「8番・投手」、22日には「3番・DH」で出場した大谷は、「全部使ったら壊れちゃう」(栗山監督)との判断で、ベンチ入りしたもののグラウンドに立つことはなかった。大谷を欠いた打線は楽天・釜田の前に六回まで無得点。六回一死満塁では2番・中島、3番・岡が凡退。七、八回に1点ずつを返したが、反撃もそこまでだった。
試合前の円陣には、現役引退を表明した武田勝が加わった。スーツ姿の左腕がおもむろに取り出した紙には「俺のために優勝しろ」との力強いメッセージが記されていた。ベテランの最後の願いをかなえるためにも、もう負けは許されない。 (中田愛沙美)
「(欠場は)監督に言われました。切り替えて、頑張ります」