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最年少勝利の奈良岡、夢はもちろん「東京五輪で金」/バドミントン

 バドミントン・全日本総合選手権第1日(2日、東京・代々木第2体育館)13歳が史上最年少勝利!! 男女単、複、混合の予選が行われた。13歳で史上最年少出場となった男子単の奈良岡功大(青森・浪岡中1年)は、同1回戦を2-1で勝利。女子の山口茜(17)=福井・勝山高2年=が15歳の時に記録した男女を通じての大会最年少勝利記録も大幅に更新した。同2回戦は敗れ、3日からの本戦進出はならなかった。


 13歳がやってのけた。バドミントンの日本一を争う大会で最年少出場の奈良岡が、予選1回戦で見事に勝利を飾った。

 「緊張しました。2回戦は自分の力不足でしたが、1回戦は勝ててうれしかった」

 いなすプレーで勝利を手中にした。1回戦の相手は昨年の高校総体複を制し、単でも準優勝した保木卓朗(19)=トナミ運輸。驚異的なディフェンス力でラリー戦にもちこみ、87分の熱戦を2-1の逆転勝利。女子の山口茜の持つ15歳での最年少勝利記録を初出場で更新した。足や肩に痛みがあり、棄権も考えたという2回戦は10歳年上の田村翼(宇部興産)にストレート負けしたが、快挙には変わりない。


 英才教育が実を結んだ。5歳から父・浩さん(44)が指導するバドミントンクラブで競技を始めた。「(本音では)やらせたくなかった」という父から課された1日3000回の素振りメニューを週2日。4カ月も耐えて、父を根負けさせた。趣味は壁打ち。シャトルで打ち続けた部屋の壁は、5年の歳月をかけ今年3月に穴が開いた。

 「次元が違いすぎる。何カ月前はランドセルを背負っていたのに、大人顔負けの技術がある。(2020年)東京五輪に間に合うかも」。試合を視察した日本代表の舛田圭太コーチ(35)は目を丸くした。

 奈良岡の夢はもちろん「東京五輪で金メダル」。36項目あるという自身の目標を達成した先に、夢の実現が待っている。 (角かずみ)

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