プロボクシングのWBC世界Sフライ級タイトルマッチが10日(日本時間11日)、米ロサンゼルスのフォーラムで行われ、軽量級最強のローマン・ゴンサレス(29)=ニカラグア=が、同級王者のカルロス・クアドラス(28)=メキシコ、帝拳=に3-0の判定で勝ち、4階級制覇を達成した。
ゴンサレスは序盤から連打でプレッシャーをかけ、王者が足を使う展開。ゴンサレスが試合を支配したが、中盤以降、クアドラスが左右のフック、アッパーなどで対抗。ゴンサレスは相手の懐に入れず、予想以上に苦しい展開となったが、手数、パンチの的中率などで上回り、最大6ポイント差で王座を奪取した。
試合後、ゴンサレスは「いいファイトだった。今までの試合の中で、一番難しい試合だった」と振り返った。
リングサイドでは、WBO世界Sフライ級王者の井上尚弥(23)=大橋=、所属ジムの大橋秀行会長(51)が観戦。井上との対戦について、ゴンサレスは「もちろん、喜んでやりたい」と前向きな姿勢を見せた。