4回、打球を左膝に受けた西武・内海=メットライフドーム(撮影・尾崎修二) (パ・リーグ、西武13-5オリックス、14回戦、西武7勝6敗1分、9日、メットライフ)チームは3連勝を飾ったがベテラン左腕をアクシデントが襲った。巨人から移籍2年目。本拠地初登板初先発となった西武・内海だ。
「たくさん点を取ってもらいながら申し訳ないです。移籍後初めて公式戦でメットライフドームのマウンドに立ち、温かい拍手で盛り上げていただき、とてもうれしかった。きょうはスライダーが浮いてしまった。次、また頑張ります」
一回から毎回安打を浴び、苦心の投球が続いた。そして迎えた四回1死二塁。福田の打球が左膝上を直撃。自らの足で歩き、一度はベンチに下がった。それでも応急手当て受けると、再びマウンドに戻り、佐野、吉田正と後続を打ち取った。打線の援護を受けて四回を終えて9-4。しかし、勝利投手の権利が得られる五回のマウンドに上がることはなかった。
「この1週間、しっかり走り込んで準備をしてきた」。その成果はいきなり初球のスピードに現れた。自身743日ぶりの勝利となった2日のロッテ戦(ZOZOマリン)での最速は138キロだったが、いきなり140キロを表示した。
前回は脱水症状から両脚がつって五回で降板したことで、「対策を練りたい」と栄養士に改めて経口補水液の摂取量などを相談して臨んでいた。しかし、予期せぬ負傷降板。自身にとって巨人時代の2016年6月8日の西武戦以来、1554日ぶりとなるメットライフドームでの勝利はならなかった。
打線は1点を追う一回、1死満塁からメヒアの左翼線2点二塁打。さらに1死二、三塁からスパンジェンバーグの三塁打などで一挙5点を奪って逆転した。続く二回にも外崎の左越え4号ソロ、スパンジェンバーグの右越え9号2ランなどで4点を追加した。4点差とされた八回にはスパンジェンバーグの2点二塁打などで4点を追加。13-5で大勝した。(東山貴実)