これぞ、エースだ。宮台が8安打2失点(自責点0)、6奪三振で今季2度目の完投勝利。九回二死、相馬を125キロのスライダーで空振り三振に斬ると、マウンド上で仁王立ちした。
「試合前から、その(完投する)つもりだった。疲れはあったけれど粘って投げられた。気持ちの面では、まだいけると思っていました」
5日にプロ志望届を提出してから初めての登板。この日はプロ9球団が視察に訪れた。宮台は「(気持ちは)逆に変えないように」と平常心を強調したが、浜田監督は「気持ちを入れ替えて、この試合に懸けていた」と明かした。
七回二死一、二塁のピンチでは4番・中山との対戦で最速145キロをマークした。9回で121球を投げ抜き、四球は3つ。課題の制球面での向上も見せた。
10月26日のドラフト会議で指名されて入団すれば、東大出身では2005年に横浜(現DeNA)から9位指名を受けた松家卓弘投手以来、史上6人目のプロ野球選手となる。既にプロ4球団が調査書の記入を依頼。中日・佐藤スカウトは「バランスを意識して投げている。終盤はバテていたけれど、リラックスして安定した投球だった」と評価した。