2暴投で失点を喫した乾は、マウンドで天を仰いだ (撮影・長尾みなみ) (セ・リーグ、広島8-1巨人、8回戦、広島7勝1敗、14日、マツダ)巨人・高橋由伸監督(42)は、終盤にずるずるとリードを広げられる前日13日と同じような展開を、ため息交じりに振り返った。
「選手がベストを尽くしてくれないと。誰をどこで使うという選択をしているのはこちらなので、われわれに問題があるのかもしれない」
先発の田口は6回3失点とまずまずの投球を見せたが、七回に宮国が2失点、八回に乾が3失点と救援陣が失点を重ねた。前日と合わせて計19失点のうち、14失点が六回以降。指揮官は「こういう展開が多い」と渋面だった。
1-1の六回二死一、三塁から亀井、村田と早めの代打策に出たが、実らなかった。さらに八回一死から登板した乾は2連打の後に暴投で二、三塁のピンチを招くと、スクイズを狙った石原にも暴投。空振りした球がバウンドして後ろへそれ、一気に2点を失った(記録は重盗と暴投)。「打たれすぎ。ゆっくり考えたい」と左腕は声を絞り出した。
これで今季の対広島は1勝7敗。指揮官は投手陣の再整備も示唆した。 (伊藤昇)