第89回選抜高等学校野球大会第4日第2試合(高田商1-11秀岳館、23日、甲子園)4日目まで見てきて、大量得点の試合が多く打高投低の傾向なのかと思っている。
そうした中、秀岳館の左腕・川端が真上からのオーバースローでコンスタントに145キロの直球を投げていたのが目を引いた。思い起こすのは7年前に優勝した興南(沖縄)の島袋。最近は投げ下ろすというよりスリークオーター気味のオーバースローも多い。
それだけに川端はカーブやスライダーの精度が上がり、落差も増せば、面白い投手になるはず。鍛治舎監督の「昨夏に比べてスピード的には8割ぐらいとみている」という話を聞くと、夏までには体幹、スタミナが強化され、強さ、安定感が増すようになるだろう。
仙台育英・長谷川は終盤の制球が不安定だったが、夏も見たい左腕だ。(ヤクルト・シニアディレクター)