誰もいない宜野座ドームで、何度もイメージを重ねた。マシン相手に約15分間、キャッチングから二塁へ送球する動作をひたすら繰り返す。原口が、今季初実戦へ決意のリハーサルを敢行だ。
「まずは守備をアピールしたい。盗塁阻止とか。投手との連係もあるけど、一つ刺せたら自信になりますから」
8日の紅白戦には「4番・捕手」で出場。昨季の盗塁阻止率・233はリーグ6位。同1位の小林誠(巨人)の・356から大きく水をあけられ、9月以降、正捕手の座を坂本や梅野に明け渡した。痛めていた右肩も順調に回復。正捕手奪回へ、オフから毎日のように投げ続けてきた成果をみせるつもりだ。
メイン球場では指揮官から「右肘の押し込みが足りない」と、身振り手振りで打撃フォームの直接指導を受けた。右肘を体にくっつけるように、投手方向へ押し出す。そうすればバットが遠回りせず、ボールを強く押し込めるというわけだ。
「飛距離も伸びて、センター方向にも打てる。自分の中ではいい感覚なんでできるようにしたい」