高山は今季こそ聖地・甲子園球場の申し子にならなければなりません。昨季の新人王・高山俊外野手(23)は順調に自主トレを進め、2月1日から始まる沖縄・宜野座春季キャンプに備えています。1年目は134試合に出場して打率・275、本塁打8、打点65でしたが、今季に期待するのは本拠地・甲子園球場で圧倒的な存在感を示すことです。昨季、チームは甲子園球場で26勝36敗1分の大苦戦。4位低迷の大きな原因になりました。では、なぜ高山に、そして何を期待するのか…を説明しましょう。
■スクワット、鉄人ノルマ簡単クリア…自覚ある姿、だからこそ更なる高みを!
いよいよ2月1日からの春季キャンプまで約2週間となりました。金本監督にとっては監督就任2年目が始まるわけですね。「オフの間に遊んでいたらやってきたことがゼロになる。やれば倍になる」とオフ突入時、選手たちに自覚を促していましたが、それぞれの選手たちがどれだけの自覚でオフを過ごしてきたか。それもキャンプ初日の動きでハッキリと分かるはずですね。
あくまでも自主トレの段階ですが、早くも首脳陣をうならせたのは高山です。10日に今季初めて鳴尾浜を訪れ、自主トレを公開しました。トレーニングウエア姿からも体の張りが見受けられました。オフの間のウエートトレの成果が体つきから分かったのです。
「(昨秋の)キャンプから(状態が)落ちないようにやってきたつもりで、自分としては落ちている感じはない。キャンプまであと何週間かありますけど、落とさずに迎えたい」
スクワットで体重の2倍以上(高山は172キロ超)を担ぐという鉄人からのノルマも簡単にクリア。計測に立ち会った権田トレーナーも「クリアしなければならない数値を超えていました。(プラス)数キロとかいうレベルではないですね」と合格点を与えられていましたね。プロ2年目を迎えるスタート地点としては、最高の状態が出来上がっているわけです。