2017年の阪神・藤浪は違う。横川ブルペン捕手に投じる白球がグングン伸びる。5年目で初の超速調整は順調そのものだ。
「自分のなかでも思ったよりも肩がしっかりとできていた。仕上がっている気がした」
キッパリと言い切った。ブルペン入りこそ「肩と相談しながら」と慎重だが、昨年の同時期とはまさに別人だ。
2015年オフの右肩炎症の影響もあって、年明けからスロー調整。春キャンプ初日もブルペン入りせず、3日目が初ブルペンだった。調整遅れのせいかシーズンも振るわず、7勝11敗、防御率3・25とプロ入り後ワーストの成績に終わった。
今季は3月開催のワールド・ベースボール・クラシックの日本代表入りを目指し、早期実戦登板も志願。「もともと実戦で投げるタイプ」と他の若手と同じく、投げまくって仕上げる。
「いいバランスで投げていた。WBCという目標もあるわけだし、調整に関して言うことはない。本人の要望があれば、(キャンプ序盤に)打撃投手に入ってもいい」