藤浪は復活するのでしょうか。鍵を握るのは「イメージの根本的な転換だ」と指摘する声があります。新春第2弾のテーマは藤浪晋太郎投手(22)です。昨季はプロ4年目で初めて2ケタ勝利を逃し7勝11敗。年末の契約更改でも1000万円ダウン(1億6000万円=推定)でサインしました。虎のエースとして再び輝くのか、さらに低迷期は続くのか…。大型右腕の浮沈はチームの浮沈に直結します。では逆襲のポイントはなにか? ある球団関係者は「自分自身を見つめるイメージの転換にある」と言い切ったのです。
■まさに「藤浪が7勝で終わるなんて誰が考えた?」との金本監督の言葉が全て…だからこそ
まだまだおとそ気分は抜けきらないですね。選手たちも週明けの10日前後ぐらいからそれぞれが選択した場所で自主トレを始めるでしょう。いやいや、すでに始めていますよね。おとそ気分が抜けないのは私だけですか…(笑)。金本監督から「オフにどれだけやるか。やれば倍になるし、やらなければゼロになる」と厳しく戒められたはずですから、2月1日のキャンプインに向けて万全の状態を作り上げていくはずです。
元旦の漫遊記では、今季の金本阪神に対して阪神本社、球団が「勝ちにいくのか、育成の継続か旗幟(きし)を鮮明にした方がいい」と書きました。もちろん、プロ野球の世界ですから「勝ちながら育てる」が一番いいのは決まっています。二兔を追うものは一兔も得ず…などと言いますが、理想は勝って、育てる…です。それは今更、言うまでもないことです。
勝負の世界のスタンダードを踏まえた上で、それでも旗幟を鮮明に…と書いたのは、それだけ阪神タイガースという球団が難しい環境にあるからです。絶大な人気があり、多くのファンとマスコミがチームを取り巻いています。昨季は64勝76敗3分の4位。今年もBクラス低迷なら周囲の失望や欲求不満は金本監督を直撃します。その結果はどうなるでしょうか。鉄人を招いた理由が「自前の若手選手を育てる」ならばわずか2年で体制の見直しを迫られるのは、阪神球団にとって不本意でしょう。だからこそ、旗幟を鮮明にすべきだ…と指摘させていただいたのです。
ただ、難しいのは「勝てなくても育てるだけでいいのか?」という疑問ですね。プロ野球は勝負の世界です。ペナントレースに参加する12球団は全てリーグ優勝、その先の日本一を目指すのが絶対義務です。そこはブレずに球団として追求しなくてはならないテーマです。たとえ若手育成の旗を掲げても、だから勝たなくてもいい、とは決してなりません。