「一言芳恩」と書かれた特製グラブと「暴れん坊」と刺繍された手袋を手に笑顔を見せるヤクルト・古賀=埼玉県戸田市のヤクルト戸田クラブハウス(撮影・大橋純人) ヤクルトのドラフト5位・古賀優大捕手(18)=明徳義塾高=が7日、埼玉・戸田市の戸田寮に入寮した。
「土台を作って、けがをしない体を作ってシーズンに入りたい。そして、上(1軍)に上がれるように」
入寮の際、持ち込んだのは8歳上の兄にもらったという打撃用手袋と守備用手袋だ。高校で試合に出始めた1年秋にもらったもので、打撃用手袋の手首の部分には「柳川の」「暴れん坊」と記されていた。
「公式戦のときはこれを使っていました。暴れん坊に? なれました」と苦笑いを浮かべた18歳。昨夏の甲子園では16打数10安打と、まさに暴れん坊のような活躍で、4強入りに貢献した。
守備用手袋の手首部分には「NO・1捕手」の文字が並んだ。さらに、昨年9月下旬にオーダーしたというミットには、「一言芳恩」と記されていた。「恩師から一言アドバイスをもらって、それを受け止めて、最後まで諦めずにやるという意味らしいです」と説明した古賀。恩師である明徳義塾高・馬淵監督からは「プロ野球に入ったら、自分がどれだけ頑張るかで、伸びしろが変わってくる」と助言を受けた。馬淵監督へ恩返しをするため、1軍マスクを目指す。