巨人入団会見で笑顔の山口俊。DeNAは、横浜スタジアムでは笑わせないつもりだ DeNAのアレックス・ラミレス監督(42)が31日、今季の本拠地初戦となる4月4日の巨人戦(横浜)の相手先発に、フリーエージェント(FA)で巨人に移籍した山口俊投手(29)を逆指名した。昨季の自軍エースを打ち崩して士気を高め、開幕ダッシュにつなげる。
「山口俊が横浜スタジアムの初戦に先発してくれたらいいね。しっかり準備をしたい」
昨季はDeNAでチーム最多の11勝(5敗)を挙げた右腕の流出は損失だが、逆に因縁のある投手を打って勝てばチームに勢いがつく。昨季は3、4月を9勝18敗2分け。このスタート失敗が響いて最終的に借金2(69勝71敗3分け)だっただけに、序盤を乗り切れれば2001年(69勝67敗4分け)以来の勝率5割超えも見えてくる。
ラミレス監督は「巨人は先発候補が9人くらいいるのでは。山口俊がローテーションに入るか分からないが、誰が来ても攻略できるようにアイデアは持ちたい」と、今オフに大量補強を敢行した巨人をチクリ。もちろん、山口俊以外の投手の対策もきっちりと練る。
昨季リーグ2位の巨人とは、レギュラーシーズンで14勝10敗1分けと勝ち越し。クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージでも撃破したが、シーズン順位では及ばず3位だった。目標の年間80勝を達成するため、山口俊ら巨投を打ち砕く。 (湯浅大)