11月22日、ミキハウス・サンスポMVP表彰&ファン交歓会で特大ポスターにサインをする阪神・原口
2016年、大ブレークした原口 ギャラリーページで見る 野球選手はサインを書くにもお気に入りのペンがある、という話を以前に書いた。そのとき一例として挙げた阪神・原口文仁捕手(24)に後日、怒られてしまった。どうやら、さらなるこだわりがあったらしい…。
1年間の活躍をたたえた大阪サンスポ選定の「サンスポMVP」の授賞式の際、来場者プレゼント用でたくさんの色紙にサインをもらう機会があり、例のこだわりが判明していた。具体名は伏せたがZ社の「M」というペンがお気に入りだそうで、原口は「コレだとうまくかけるんですよね。あとは落ち着いたところで書きたいんです」と説明した。
そしてその後、怒られた。何度も手をわずらわせて申し訳なかったのだが、今度は読者プレゼント用の年賀状にサインとメッセージをもらわなくてはならなかった。お願いします、と年賀はがきと「M」を手渡すと、即座に反応した。
「何も分かってくれていないですね…。僕には『M』だけ渡しておけばいい、と思っているんでしょう!? ポストカードとかには、僕は筆ペンで書きたいんですよ」
まさか書くものによって、ペンを使い分けるとは…。驚いたことに、原口は「M」をハイッと記者に返すと、その場でかばんからマイ筆ペンを取り出し、サラサラと年賀状に筆を入れたのだ。
サインととともに達筆で「明けましておめでとうございます。2017、1・1」と書いてくれた。「前もって言っておいてもらえたら、もっと落ち着いた場所でゆっくり丁寧に書けたのに!」。そう悔しがっていたが、これほどこだわって書いてくれた年賀状を、新しい年の始まりから受け取れる人は幸せだと思った。