先月の日本代表合宿では大谷(右)と鈴木が話をする場面が多かった 先月上旬、東京都内の飲食店。同じ1994年生まれの日本ハム・大谷翔平投手(22)、広島・鈴木誠也外野手(22)、リオデジャネイロ五輪競泳金メダリストの萩野公介(22)=東洋大=が集合。豪華な同級生会が催された。
その前日には同じ店で大谷、萩野とリオ五輪競泳銅メダリストの瀬戸大也(22)=JSS毛呂山=の3人でしゃぶしゃぶを堪能。シーズン中は球場と自宅やホテルを往復し、外に出歩くことが少ない大谷のフットワークの軽さに驚いた。
いわゆる大谷世代はスポーツ界の逸材ぞろいだ。プロ野球界では阪神・藤浪晋太郎投手(22)。さらに、リオ五輪女子レスリング金メダルの土性沙羅、女子バドミントン銅メダルの奥原希望、2014年ソチ五輪フィギュアスケート男子金メダルの羽生結弦と、世界で戦うトップアスリートが数多く揃う。
チームを10年ぶりの日本一に導き、リーグMVPに輝いた大谷は世代の顔。本人は「大谷世代じゃないですよ」と語るが、その存在が周囲に好影響を与えている。11月に行われた侍ジャパンの強化試合中に、宿舎の部屋が隣だった鈴木もその一人だ。
神ってる男はストーカーのように大谷を密着マーク。試合前には一緒にウエートトレーニングをこなし、食堂では必ず隣同士で座っていた。自ら栄養学を学び、栄養バランスを考えた食事を取る大谷をじっくり観察。ストイックに野球に打ち込む姿に、鈴木は感化されたという。
伸びしろ十分の最強世代が一堂に会するのが、2020年東京五輪。大谷らが出場可能な野球も復活する。4年後が待ち遠しい。(中田愛沙美)