11月25日に行われた阪神入団会見でポーズを決める糸井
入団会見で縦ジマの背番号「7」を指し示す糸井 ギャラリーページで見る 各球団のグッズ、応援スタイルに注目してみると、いろいろと工夫が施され、おもしろい。
ロッテファンの抜群のチームワークに、広島ファンのスクワット応援。中でも頭に残っているのが、今季までオリックスに4年間在籍した糸井嘉男外野手(35)に対するファンの応援だ。
糸井が打席に入る際、SMAPの23枚目シングル「SHAKE」の登場曲とともに「7」「ITOI」と書かれたレインボーフラッグがはためく。サビの部分の歌詞を変え「糸井ならやれる〜や〜」は実に印象的な応援だ。
糸井も「旗の応援は僕の中では忘れません」と古巣のファンに感謝を口にしていた。その糸井がフリーエージェント権を行使し、阪神に新加入。ファン全員が阪神監督の視点を持つタテジマの一員となった。他球団の球場と比べても、甲子園は声援も大きいが、その半面、ヤジも一段と厳しい。
三塁側ベンチを経験した他球団のあるコーチが体験談を明かしてくれた。甲子園のベンチはややグラウンドレベルより低く造られているため、内野席前方のファンと目線の高さが合う。試合中には至近距離でほろ酔いの阪神ファンから「お〜い、●●、俺や俺。知っているか?」と声をかけられ、ついつい振り返ると「そら、知らんわな。いま初めて会ったもんな」と言われたことがあったとか。
また、ネクストバッターズサークルの選手にもなんとか振り向いてもらおうと必死だったという。甲子園の洗礼といったところか…。
それほど、阪神ファンの熱狂ぶりは日本一だ。来季、タテジマを着た糸井が甲子園の打席に入る際、どんな応援が披露されるのか。そして、糸井がハッピーグッドなパフォーマンスを見せるのか。注目したい。(西垣戸理大)