ブルペンで投げる巨人・杉内俊哉=KIRISHIMAヤマザクラ宮崎県総合運動公園 (撮影・吉澤良太) 昨年10月に右股関節形成手術を受けた巨人・杉内が6日、秋季キャンプで初めてブルペン入り。変化球を交えて65球を投げた後は、額に汗を浮かべて手応えを口にした。
「悪くない。真っすぐは、もうちょっといけるのではないかとは思います」
熱投を繰り広げた後は、見守った高橋監督と笑顔で談笑。「(監督が立つ)後ろから殺気を感じました。言えないような話(をした)」と不敵に笑った。
復活への秘策もある。患部の負担を軽減させる目的で、球団はブルペンの一番端のマウンドを特別仕様に改造。足を踏み出す部分の「荒木田土」と呼ばれる硬い土を掘り出して、軟らかい土と入れ替えた。
股関節はほぼ回復し、痛みもないが、リハビリを逆戻りさせないため、慎重に進める。「フォーム的なものも、何かつかめればいい」と杉内。秋季キャンプに参加する唯一の30代が、若手に負けじと汗を流す。 (谷川直之)