今季、右肩の手術から1軍復帰を果たしたヤクルト・由規投手(26)が、レベルアップを目指している。
「シーズン終盤、投球が苦しくなったら、ストレートとスライダーに頼っていました。フォークやツーシームに自信がないから、捕手にも投げやすいカウントで、サインを出してくれと話していました。来年に向けて、もう1つ、2つの球種を試合で使えるように仕上げたいです」
2011年9月に右肩痛で離脱した。13年4月に右肩のクリーニング手術を受けたものの、12-15年の4シーズンは1軍登板機会なし。15年11月に育成選手として再契約した。
イースタン・リーグで結果を出し、支配下選手に復帰。7月9日の中日戦(神宮)で5年ぶりに先発した。六回途中10安打6失点で敗戦投手となったが、同24日に中日と再戦。敵地ナゴヤドームで六回途中4安打2失点に抑え、2011年9月3日の巨人戦(神宮)以来、1786日ぶりの白星を飾った。
今季は5試合で2勝3敗、防御率4・56。右肩の状態を考慮され、中10日以上の登板間隔で試合に臨んだ。
「来年は中5、6日で投げられるようにしないといけない。このオフもブルペンに入って、ボールの精度を高めたい」
現在は神宮外苑で行われている秋季練習に参加。今季は復活した。来季は先発ローテーション定着が目標。由規が、完全復活への道を進んでいる。(吉村大佑)