6回、三盗に成功する中京学院・吉川=伊勢市の倉田山公園野球場(撮影・今野顕) 前日20日のプロ野球ドラフト会議で巨人から1位指名を受けた、吉川尚輝内野手(21)=中京学院大=が21日、東海地区大学野球秋季選手権大会(対皇学館大、三重県・倉田山公園野球場)に臨んだ。11月11日から行われる、明治神宮大会出場へ向けた一戦に、「3番・遊撃」で先発出場。3打数無安打1四球で、チームは3-4で敗れた。
無安打でも、自慢の足で魅せた。1点を追う、六回先頭。四球を選び出塁すると、次打者のバントで二塁に進塁。その後、二死二塁となった場面で三盗を試み、見事成功。6番・影山の右前同点適時打につながる、好走塁を見せた。
「何度も投手を見ていて、スキがあったら(三塁に)いこうと思っていました。どんどん走塁でアピールしていきたい」と吉川。持ち前の野球センスの高さを披露した。惜しくも試合には敗れ、大学野球は引退。「もう一度神宮に、チームみんなで行きたかった」と悔しさをにじませた。
1位指名から一夜明け、「実感はまだ湧かないです。変な感じ」と吉川。今後は大学で練習を続けながら、プロへの準備を整えていく。