東京・北青山の球団事務所で開かれたスカウト会議に、ヤクルト・真中監督の姿があった。1位指名の決定は先送りとなったが、早くも新人の開幕ローテーション入り構想を18日、明かした。
「すぐ使える即戦力の投手を、という話はさせてもらった。チームがこういう状況ですから、開幕から使いたい。1位候補は2、3人かな。正直、決めかねている」
1位候補は、即戦力投手と評価される創価大・田中、桜美林大・佐々木千、東京ガス・山岡の3人に絞り込まれたもよう。それだけ、好投手を欲している。
ヤクルトは昨季のリーグ優勝から、今季は5位に沈んだ。投手陣の不振が原因の一つで、チーム防御率4・73と694失点はともにリーグワースト。2桁勝利投手が現れなかった。だからこそ、指揮官は新人にも期待。「開幕投手は、いい投手を使う。新人や外国人でもいい」と大胆な起用をほのめかしている。
「競合覚悟で、いい投手をとりにいく。ギリギリまで検討したい」と真中監督。チームの起爆剤となり得る逸材と巡りあえるか。 (吉村大佑)