肘をうまくたたんで内角へのカットボールを右翼線二塁打にした高山。2番起用で結果を出した(撮影・松永渉平) オープン戦(阪神2-4西武、8日、甲子園)「2番・高山」が機能した。一回。これぞ金本野球だ。西武先発・野上に対して、電光石火の攻撃で先制点をもぎとった。
「来た球を打っただけです。打順が変わったからといって自分の打撃が変わるということは望まれていないと思う」
こともなげに振り返った。先頭の西岡が倒れ、一死走者なし。高山は2球で追い込まれたものの、内角高めの132キロカットボールに腕をたたんで反応した。金本監督が「アクロバットに打っていたね」という超人的な打法で一塁線を突破すると、悠々二塁に到達。日大三高時代からの甲子園での連続試合安打を「14」に伸ばしてのプロ入り初長打に虎党がわく。その直後、鳥谷が三遊間を破って高山が本塁生還した。
「打順に関してもあらゆることにチャレンジしていきたい」
金本監督が力を込めた。相手に対して試合序盤から簡単にアウトをあげたくないと考える指揮官は、鳥谷起用をプランにあげるなど超攻撃型の2番構想に掲げており、この日、高山をテストしたのだ。