優勝したい。その最大の立役者となりたい-。3度目の夢舞台でつかんだ勲章を自信に変えて、藤浪が、さらなる高みを見すえた。
「目の前の試合をしっかりと戦っていきたいし、それができれば(自分の)勝ち星はついてくると思う。『藤浪がMVP』と言ってもらえるような成績を残したい」
堂々と宣言した。シーズンMVP。野球人なら誰もが目指す栄誉だ。21歳で受賞すれば1996年の松井秀喜(巨人)の22歳を抜き、セ・リーグ史上最年少となる。
17日の球宴第1戦(東京D)では3回パーフェクト投球。投手では史上最年少(21歳3カ月)でMVPを獲得し「ラッキーです」と笑ったが「(シーズンでも)とれるに越したことはない。それくらいの成績を残せばチームにとってもいいこと」と力強く話した。