巨人を自由契約になった谷佳知外野手(40)が10日、川崎市内のジャイアンツ球場を訪れ、原辰徳監督(55)ら選手に別れの挨拶をした。オリックスが獲得に名乗りを上げており、8年ぶりの古巣への復帰が濃厚だ。
「(巨人に)7年間いて5度リーグ優勝できたのは、自分にとって誇りに思います、と伝えました。厳しさもあったし、楽しいことも多かった」
2007年にトレードで巨人に移籍。貴重な右打ちの外野手として07年からのリーグ3連覇に貢献した。だが、今季の出場は13試合にとどまっていた。出場機会を求める谷は、球団と話し合いを続け、4日に自由契約となっていた。
「(今後は)まだ、分からないです。これから。いいところがあればいいなと思います」
通算2000安打まで残り79本。一時代を築いた巨人に別れを告げ、かつて10年間在籍した古巣で偉業達成に挑戦する。
★古巣は前向き
オリックスの瀬戸山球団本部長はこの日、「まだ決まっているわけではない。若手との競争になるが、新人のつもりでやっていくという気概があるならば」と谷の獲得に前向きな姿勢を示した。オリックスは今季、リーグワーストの打率・256&513得点。5年連続でBクラスに沈んだ。経験豊富で巧みな打撃が持ち味の谷の加入が、貧打解消につながると判断したようだ。