紅白戦で好投した門別啓人=バイトするならエントリー宜野座スタジアム(撮影・中島信生) 阪神春季キャンプ(8日、沖縄・宜野座)今季3年目の阪神・門別啓人投手が白組の先発として、2回を1安打無失点。一回り成長した姿をみせた。
「昨年は必死に投げるだけだった。(今年は)気持ち的には余裕がありましたし、成長できたと思う」
一回、先頭の高寺のバットをへし折って遊ゴロに抑えると、2死一塁では新外国人のヘルナンデスを外角142キロの直球で見逃し三振に仕留めた。
「フォームがゆっくりなのに、球が思ったよりもきている。そのギャップを作りたくて。それがちょっとできたんじゃないかなと」
昨年までは左腕を大きく振ることを意識したが「ギャップを生んでバッターに怖さを植えつけられたら」とゆったりとしたフォームに変えた。中日で91勝を挙げた今中慎二のようなイメージか。
岡田前監督(現オーナー付顧問)の期待を背負った昨季は宜野座キャンプの話題の中心となった。だが、1軍登板はわずか5試合。プロ初勝利は挙げられなかった。
「キャンプ後半は変化球の精度を上げていきたい。もっとクイックとかも」。開幕ローテーションをつかむためにアピールを続ける。(三木建次)