一回、安打を放った巨人・松本剛 =神宮球場(撮影・萩原悠久人) (セ・リーグ、ヤクルト-巨人、21回戦、26日、神宮)ノルマを一つ、クリアした。巨人・松本が5月30日の日本ハム戦(エスコン)以来の3番で先発起用され、一回にヤクルト・山野から中前打。すかさず二盗を決め、今季15盗塁をマークした。
「チームに欠かせない選手になるのが目標なんですけど、数字的な部分で言うと130安打。15盗塁は走りたい」
昨オフに日本ハムからフリーエージェント権を行使して巨人入り。新天地への合流を前に今年1月、沖縄・伊江島で行った自主トレ中に考えた目標を有言実行した。
同僚の郡や日本ハム・野村らと宿泊先で約40分間、意見を出しながら、それぞれが〝現実的な〟シーズンの目標を設定。松本が最年長となった2023年から恒例としており、それぞれの目標とする成績を色紙に書きこむ。
松本以外の巨人・郡、西武・石井、日本ハム・野村、細川が達成すると「松本賞」として松本から財布などのプレゼントが贈られ、松本が達成した際は4人から「伊江島賞」が贈られる。
今年、松本は『130安打&15盗塁』に定め、初受賞を誓った。まずは盗塁数をクリア。一方、第1打席の中前打で松本の安打数は「85」。残り30試合を切った中で45安打をマークするのは至難の業だが、〝初受賞〟のためにもあきらめない。(谷川直之)