試合に勝利し、甲斐拓也(右)とタッチを交わす巨人・橋上秀樹監督代行=神宮球場(撮影・長尾みなみ) (セ・リーグ、ヤクルト3-5巨人、21回戦、巨人11勝10敗、26日、神宮)セ・リーグ2位の巨人が逆転勝ちを決め、この日敗れた阪神とのゲーム差を1.5に縮めた。甲斐拓也捕手(33)がスタメンマスクをかぶり、同点の九回に今季14打席目での初安打となる決勝ソロ本塁打を放った。
橋上秀樹監督代行(60)は「バッティングもそうですけども、ピッチャーをしっかりリードしてくれた。ありがたいことに、うちは経験も豊富で高い技術を持ったキャッチャーが複数いますので非常に心強いなと改めて思いました」と、甲斐だけでなくチームの捕手陣を絶賛した。
指揮官は、FA加入2年目の今季は小林、岸田、大城、山瀬ら厚い捕手層の中で2軍暮らしが長かった甲斐の献身的な姿について問われ、「そういう人間性の部分があるから一流って言われる部分だと思うんですよね。環境とかいろんなものに対して不平不満を持ってしまうと、なかなかいざという時に自分のもの(力)は出ない。いつ出番が来てもいいように備えてくれるのは、人間としてもしっかりしてる部分。そういう選手が一流になっていくんだろうなと思います」とたたえた。
チームは1-2の八回に4連打で逆転。4番に戻したダルベックが一塁強襲の2点打を放って逆転した。しかし、その裏に救援陣が同点を許し、直後の九回に甲斐が一発で決めた。