6回を抑え雄叫びをあげるヤクルト・奥川恭伸 =神宮球場(撮影・長尾みなみ) (セ・リーグ、ヤクルト8-5中日、13回戦、中日7勝6敗、22日、神宮)ヤクルト・奥川恭伸投手(25)が先発し、6回6安打4失点で4勝目(7敗)をマーク。プロ初完封を飾った6月14日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)以来約1カ月ぶりの白星をつかみ「今年ずっと勝てなくて。勝つのが久々だったので、勝利投手っていうのがうれしかった。一つ勝つのって本当に難しいですね」。チームの連敗を7で止め、とびっきりの笑顔で神宮のファンの声援に応えた。
一回1死一塁から細川、サノーに2者連続本塁打を浴び、いきなり3失点したが、二回に打線に5点の援護をもらい、火がついた。「絶対に守り切ろう」。5-4の六回2死一、二塁のピンチはボスラーを遊ゴロに抑えてガッツポーズ。「気持ちでしたね」と大粒の汗をぬぐった。
球宴前最後の登板を終え、投球回は93回⅓。週に3度のウエートトレーニングを欠かさず実施し、投げる体力を強化しており、目標とする自身初の規定投球回(143回)到達へ前進している。「後半戦はいい内容でしっかりイニングを食っていけるように」と奥川。先発ローテーションの軸へ背番号18が勝利を重ねる。(武田千怜)