試合に敗れ引き揚げるヤクルト・池山隆寛監督(撮影・長尾みなみ) (セ・リーグ、ヤクルト4-11中日、12回戦、中日7勝5敗、21日、神宮)ヤクルトは最大3点差を一時は追いつく意地を見せるも、八回に投手陣が5失点と崩れて今季ワーストタイの7連敗。終わってみれば7点差の大敗となり、池山隆寛監督(60)は「結局、フォアボール絡みのホームランが複数点になっている。一番、注意するところ。八、九回はお客さんをイライラさせてしまった」と嘆いた。
4-4の八回に3番手で登板したリランソが先頭の細川を四球で歩かせ、続く阿部にこの日2発目となる左中間への決勝2ランを被弾。その後も制球が定まらず、18試合で防御率0.00だった助っ人右腕が1死も奪えずに降板した。無死一、二塁で代わって登板した大西も中日打線を封じられず、この回は計4四死球が絡んで打者10人の攻撃を食らい大量失点。指揮官は「きょうは助っ人にならなかったですね。しっかり勝負してもらいたい」と振り返った。
試合前時点で7月の1試合平均得点が2点以下と苦しんでいた打線は1-4の六回に単打6本などでつなぎ、打者9人で3得点。執念は見せており、池山監督は「いい粘りだった。明日(22日)は連敗を止められるように」。何としても長いトンネルから抜け出す。(武田千怜)
■データBOX
ヤクルトは7月は全て屋外での試合で、ここまで3勝15敗。6月まで3.16だったチーム防御率は、今月は5.19。先発投手は7月7-14日に7試合連続でクオリティースタート(QS=6回以上を自責点3以下)を記録したが、同15-21日は7試合連続でQSを記録できず。同16日に5回1失点(自責点0)だった増居を除けば、6投手がいずれも4失点以上。最近は先発が試合をつくれていない。
攻撃面でも数字が悪化している。5月までのチーム打率は・244で、1試合平均得点3.52。6月は同・210、同2.83。7月は同2割、同2.06。